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パソコン・タブレットを使って学習するeラーニング教材。
音声やアニメーションで学べるので、勉強に苦手意識を持つ子どもにも適していると言われています。

しかし、eラーニング教材にはさまざまな種類があり、どれが子どもに合っているのかわからないという人も多いのではないでしょうか。

そこで、今回は「算数」に照準を絞り、苦手な子どもにわかりやすいものはどれなのか、3社の教材で比較してみました。だんだんと難しさが増し、得意な子と苦手な子の差が開いてくる小学3年生の「わり算」で、それぞれの教材がどんな風にレクチャーしているかを見ていきましょう。

1. eラーニング教材「チャレンジタッチ」でのわり算の勉強

「チャレンジタッチ」は、「進研ゼミ」のベネッセコーポレーションが提供しているタブレット教材です。

学校の授業の進捗に合わせ、毎月決まった分量が配信されてきます。

先生役のキャラクターと生徒役のキャラクターが会話をしながら進んでいく授業は、図解やイラストが多くわかりやすい印象です。

1-1. 「チャレンジタッチ」:わり算の勉強の流れ

まずはチョコレートを人数分に分けるという話から、わり算の勉強がスタート。
これを求める方法として「÷」を使った式がはじめて登場します。わり算の答えを求めるにはかけ算を使うという解説が入ります。
レクチャーのあと、5問程度のドリルが始まります。
ドリルはほとんど選択式で、問題数が少ない印象です。
その中で文章題はかなり少ないうえ、ただ問題文が書かれているだけでした。
文章読解力が低く、文章題が苦手な子どもにとっては、ここから自力で式をつくるのは難しいかもしれません。このように、問題に線が引けるようになっているので、保護者が線を引いてあげることで理解の助けになるかもしれませんが、そのためにはそばについて勉強する必要があるかと思います。

1-2. 「チャレンジタッチ」:評価

チョコレートを分けるところから、「18÷3=6」という式をつくるまでは、キャラクターの会話もあり、わかりやすい。

ただ、「かけ算を使って解く」という方法が早い段階で紹介されるため、はじめてわり算に触れ、わり算とは何なのかまだよくわかっていない子どもには、混乱を招くのではないか。

もっとわり算の概念理解に関わるレクチャーがあったほうが、苦手な子どもにはわかりやすいと感じた。

※「チャレンジタッチ」の公式ページはこちら

2. eラーニング教材「スマイルゼミ」でのわり算の勉強

株式会社ジャストシステムが提供している「スマイルゼミ」は、専用タブレットにデジタルペンで書いて学習を進めていきます。

学校で使っている教科書と授業の進度に合わせ、毎月決まった分量が配信されます。

基本的にレクチャーには音声はなく、文章を読みながら自分で学んでいく必要があります。

2-1. 「スマイルゼミ」:わり算の勉強の流れ

まずはいちごを人数分に分けるところからスタート。
その後、すぐに「÷」を使った計算式が出てきます。音声での解説なく「わり算の答えを見つけるには、かけ算を使います」と表示され、答えをもとめる過程に移ります。

2-2. 「スマイルゼミ」の評価

音声解説がなく、さらに他の2つの教材と比べて解説があっさりしているため、自分で文章を読んで理解できる能力がないと、ついていくのは難しいと思われる。

解き方も、なぜかけ算を使うのかの解説がないままに、答えをもとめられるので、概念が理解できないまま先に進んでしまう印象。

※「スマイルゼミ」の公式ページはこちら

3. eラーニング教材「すらら」でのわり算の勉強

株式会社すららネットが提供している「すらら」は、パソコン・タブレットで学習する対話型アニメーション教材です。

キャラクターが先生となり、質問を投げかけながらレクチャーが進んでいきます。
レクチャーの後すぐにドリルを解くことで学力を定着させることができるのが特徴です。

学年の枠を超えた無学年方式を採用しており、間違えた問題は自動的に難易度を調節して再度出題したり、必要に応じて過去の内容に戻って理解させたりする機能がついています。

3-1. 「すらら」:わり算の勉強の流れ

「チャレンジタッチ」や「スマイルゼミ」のように、身近な食べ物を分けるところから割り算の勉強がスタート。その後、「÷」を使った式が登場しますが、わり算の概念をしっかりと解説しています。
1問だけでなく、鉛筆やりんごなどの例を用いて、何度も同様の問題を解き、わり算とは何なのかを理解させていきます。視点を変え、「ひとり分が何枚になるか」という問題もあり、さまざまなケースでわり算が使えることを丁寧に解説。次のユニットで、解き方を解説。かけ算を使って解く方法を紹介しています。
ここでは、問題を解くときに使う段の九九が順番に出てきます。
パッとかけ算の答えが出てこない子どもにも理解できるようになっています。レクチャーの後は、ドリルがたっぷり用意されており、学んだ内容を定着させることができます。

また、他の2つの教材にはない「わり算の文章題」が独立したユニットであります。

キャラクターが問題を読み上げながら、該当部分がハイライトされたり、色分けされたりするので、文章題が苦手な子どもにもわかりやすくなっています。

3-2. 「すらら」:評価

わり算の具体的な解き方を解説する前に、わり算とは何なのかという概念理解の問題がたっぷり用意されている。
繰り返し学ぶことで、初めて登場する「わり算」をしっかりと頭に入れることができると感じた。

また、他の教材が、ここまでの算数の勉強をマスターしていることを前提に進んでいるのに対し、らら」は解答に使う九九の段を示すなどのヒントが豊富にあり、算数が苦手な子どもに優しい。

文章題が苦手な子どもは、文章の中から問題を解くのに必要な情報を集めたり、場面をイメージして式を作ったりすることが苦手な傾向があり、ハイライトや色分けで視覚的に誘導していくレクチャーは非常にわかりやすい。

※「すらら」の公式ページはこちら

4. 算数が苦手な子どもにおすすめの教材は「すらら」

このように、同じ「わり算」の最初のレクチャーでも、教材によってかなり解説の丁寧さや問題形式が異なるようです。

表にまとめると下記のようになります。

教材名親しみやすさ概念理解おすすめしたい子ども
チャレンジタッチ×算数が得意な子ども
スマイルゼミ×算数が得意な子ども
すらら算数が苦手な子ども

算数が得意な子どもは「チャレンジタッチ」や「スマイルゼミ」でも理解できると思われますが、苦手な子どもにはじっくり概念から学ぶことができる「すらら」が合っているでしょう。

「すらら」は、文章題が苦手な子どもにも理解できる工夫がこらされていました。

実際に体験したい方はこちら

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