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子どもを「褒める」ということに関して悩んでいる保護者の方はたくさんいます。
褒めて伸ばしたいと考えていても、どんな言葉でどういうところを褒めればいいのかわからなかったり、褒めると子どもが調子に乗ってしまうから褒めにくかったりするようです。

今回は、簡単なようで難しい「褒める」という行為のポイントについてご紹介します。

1. 褒め言葉がうまく伝わらないのはなぜ?「褒める」=「子どもが喜ぶ」ではない

褒められることは嬉しいはずだと親は思っていますが、実はそうではない場合もあります。
保護者の方から実際に寄せられたお悩みに答える形でポイントをご紹介していきます。

<お悩み>
子どもが静かにしていたので「静かにしていてえらいね」と褒めたら、「うるさい」と怒られました。
褒めるポイントを探して、ここだと思って褒めたのに……。
褒め方がいけなかったのでしょうか?

この場合、考えられるパターンは2つあります。

1つ目は、「静かにしている」という行為が、子どもにとって出来て当たり前のレベルの行動になっていたというパターンです。
例えば、6歳の子どもは、3歳でもできることを褒められても、その褒め言葉を素直に受け取ってはくれません。

褒め言葉を皮肉のように思ったり、子ども扱いされているように感じたりしてしまいます。
この場合は、褒めずに放っておいてもよかったのかもしれません。

もう1つは、急に褒められてどう答えたらいいかわからなかったというパターンです。
普段あまり褒めない親が急に褒めてきたので、戸惑ってしまったのかもしれません。

「いつも叱ってばかりだからたまには褒めよう」と考えたのかもしれませんが、普段から子どもをよく観察して、子どもの気持ちを考えて褒めるようにしましょう。

2. 上手な褒め方の5つのポイントとは?褒め方・褒め言葉の具体例を確認!

先ほどの例のように、褒めてもうまくいかないことがあります。
褒め言葉をきちんと子どもの心に届け、子どものやる気向上や自信につなげてあげるにはどうすればいいのでしょうか。

ここからは、上手に褒めるためのポイントを確認していきましょう。

2-1 具体的な言葉で褒める

ペアレントトレーニングで「子どもの問題行動を思いつくだけ書き出してください」という課題を実施したところ、多くの保護者が課題の制限時間内に書ききれないほどたくさんの問題点を書き出しました。

このように、褒めてあげたい点より問題行動のほうが多く思い当たるという方も多いのではないでしょうか。
だとしても、褒めるときはしっかり褒めてあげないといけません。
なるべく具体的な言葉で、その場ですぐに褒めることが大切です。
「言われなくてもうがいと手洗いしたね、すごいね」「ちゃんとお片づけしたの見てたよ、えらいね」など、子どもの頑張りをいつもちゃんと見ていることを伝えましょう。

2-2 年齢やレベルに合った褒め方をする

例えば、小学校高学年の男の子に「わぁ~すご~い!」というようなチヤホヤする褒め方をしたら、嫌がる子も多いでしょう。

小さな子どもと小学校高学年では、褒め言葉も変えていく必要があります。
「あれ、もう宿題終わってる。すごいじゃん」「ちゃんと全部食べてる。さすが」など、さりげなく褒めたほうが伝わることも多いのです。

もしくは、褒めてあげたいようなことがあった日のご飯に、子どもの大好物をたくさん用意して「お母さんうれしくなっちゃったから、今日はごちそうだよ」と言ってあげるなど、言葉プラスαの褒め方をするのも効果的です。

2-3 余計な一言をプラスしない

多くの保護者がやりがちな失敗が、褒め言葉にプラスして余計な一言を言ってしまうことです。

例えば、「今日はちゃんと勉強してえらいね!やればできるのに」「きちんと挨拶できたね。いつもそうだといいのに」というような発言です。
これでは、褒められても素直に喜べなくなってしまいます。
褒められた喜びをきちんと感じさせてあげるためにも、褒めるときはわかりやすく褒めましょう。

2-4 成果ではなく努力を褒める

「テストで100点取ったんだ、すごいね!」というように、いい結果が出たときに褒める保護者は多いでしょう。
しかし、成果が出たときばかり褒めていると、「成果が出なければすごくない」というメッセージを子どもに伝えることになりかねません。

成果が出たことばかり褒められていると、悪い結果がでたときは隠そうとしたり、ズルをしてでもいい結果に見せようとしたりするようになる可能性もあります。
いい点数を取ったとしても「たくさん勉強したんだね、えらいね」など、成果そのものではなく努力したことに対して褒めるようにしましょう。

2-5 自分の感情も一緒に伝える

子どもを褒めて終わりにするのではなく、自分の気持ちも付け加えるほうが子どもの心に伝わることがあります。
褒め言葉の中に、親としての素直な気持ちを入れてみましょう。

「自分から勉強してくれて、お母さんうれしいな」「○○がすごくいい子だから、みんなに自慢したくなっちゃう」などの言葉を褒め言葉に加えて子どもに伝えるのです。

褒め言葉だけでは素直に受け取れない子どもでも、保護者の気持ちそのものは否定できません。
「自分の行動で相手を喜ばせた」という事実は、子どもにとって嬉しいものです。


褒めて伸ばしたいというのは、多くの保護者が望むことです。

ですが、褒め方がぎこちなくなってしまったり、うまく言葉を選べなかったりすると、きちんと気持ちが伝わりません。
今回ご紹介したポイントを意識して、子どもの様子をよく見て、いい褒め方ができるようにトライしてみましょう。

声のかけ方1つで子どもは大きく変わります。
子どもへの声かけに悩んでいる方は、下記の記事で紹介しているような声かけの方法も是非試してみてください。

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