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「ペアレントトレーニング」は、子どもと関わりながら日常の困難を解消し、子どもの成長を促すための保護者向けプログラムです。

プログラムの受講を通して、親の子どもに対する関わり方を変えていきます。
その結果として、子どもの問題行動を減らし、望ましい行動を増やしていくことを目指します。
そして、発達障害の子どもが日常生活を送りやすくなるようサポートしていくのです。

「ペアレントトレーニング」は、どこで受けることができるのでしょうか?
今回は、「ペアレントトレーニング」の講座を実施している施設をピックアップしてご紹介します。

1. 「ペアレントトレーニング」の講座を受けられる場所

「ペアレントトレーニング」は、厚生労働省が定めた発達障害支援施策の1つです。
臨床心理士や小児科医などの専門家が子どもとの関わり方についてレクチャーしたり、相談にのったり、参加者同士でディスカッションしたりして、保護者が家庭での養育スキルを習得できるよう導いていきます。

「ペアレントトレーニング」を主催しているのは、大学などの研究機関や、病院、民間企業、NPO法人など様々です。
どんな場所で行われているのか、各地の実施施設を見ていきましょう。

1−1 「ペアレントトレーニング」の実施施設

LITALICOジュニア(東京・神奈川・埼玉・千葉)

最初に紹介するのは、発達障害の子ども向けの塾「LITALICOジュニア」です。
全国に教室がありますが、関東の教室の一部で「ペアレントトレーニング」を受けることができます。

対象3歳前後〜小学3年生頃までの子どもを持つ保護者
内容各回60分 全6回
第1回:ほめ上手になろう(前編)
第2回:ほめ上手になろう(後編)
第3回:整え上手になろう(前編)
第4回:整え上手になろう(後編)
第5回:伝え上手になろう(前編)
第6回:伝え上手になろう(後編)
料金第1回~第2回 12,000円
第3回~第6回 20,000円
※上記は「基本編」、ほかに応用編、思春期編、個別ペアトレを開講。

NPO法人 子育て応援隊 むぎぐみ(埼玉)

発達障害の子どもへの個別指導や集団指導のほか、農業体験、コンサートなどを通して子どもや保護者の交流の場を作っている「むぎぐみ」も「ペアレントトレーニング」を主催しています。
初回面接やフォローアップを含めたプログラムが組まれています。

対象年長児から小学4年生までの子どもを持つ保護者
内容初回面接40分、その他120分 全8回 
初回面接:個別に生育歴や状況をヒアリング
第1回:性格ではなく行動をみよう
第2回:ほめることを習慣にしよう
第3回:小さな良い変化を見つけよう
第4回:指示を上手に与えよう
第5回:上手な手助けを工夫しよう
第6回:オーダーメイド対処法
第7回:まとめ
フォローアップ
料金30,000円
※定期的に開催。開催日などはホームページを参照。

京都ペアレントトレーニング研究会(京都)

佛教大学大学院教育学研究科臨床心理学専攻を修了したスタッフを中心に、肥前式親訓練プログラムをベースとした「ペアレントトレーニング」を研究、実践しているのが「京都ペアレントトレーニング研究会」です。

対象3歳から12歳までの発達に課題のある子どもを持つ保護者
内容各回120分 全5回
第1回:オリエンテーション、講義で学ぶ子育ての考え方
第2回:行動の観察と記録 -目標行動を設定しよう-
第3回:環境の整え方と行動の身につけ方
第4回:行動の強め方、増やし方 -行動を強める働きについて-
第5回:困った行動の減らし方
料金毎回1,000円
※プログラム内容は2019年春季のもの。開催日などはホームページを参照。

大阪市発達障がい者支援センター エルムおおさか(大阪)

大阪市在住の発達障害の人とその家族が利用できる支援センターです。
相談や就労支援、啓発や研修などを行なっています。

1回完結の「ペアレントトレーニング」公開講座、幼児・学齢期の保護者向けの「ペアレントトレーニング」があります。

対象大阪市在住で発達障害の子どもを持つ保護者
内容110分 全1回
ペアレントトレーニング公開講座 -ペアレントトレーニングを通して子どもを見つめ直そう-
料金無料
※幼児期の子どもを持つ保護者向け(全6回)、学齢期の子どもを持つ保護者向け(全9回)の「ペアレントトレーニング」も開催。開催日などはホームページを参照。

福岡県立大学生涯福祉研究センター(福岡)

福岡県立大学の学内組織である生涯福祉研究センターが「ペアレントトレーニング」を主催しています。
福岡県立大学の教員が指導を行い、大学院生などのスタッフが補佐を務める「ペアレントトレーニング」お父さん・お母さんの学習室」が開催されています。

対象3歳から10歳までの発達に遅れのある子どもを持つ保護者
内容各回150分 全9回
第1回:親訓練の考え方
第2回:実例紹介
第3回:観察と記録の仕方
第4回:困った行動を減らすには
第5回:望ましい行動を増やすには
第6回:できないときの手助けの仕方
第7回:環境の整え方
第8回:個別討議
第9回:ビデオ視聴、工夫した点などの披露
3ヶ月後、6ヶ月後のフォロー
料金1,000円
※定期的に開催。開催日などはホームページを参照。

東北福祉大学 特別支援研究室「ひかり野塾」(宮城)

最後に紹介するのは、東北福祉大学の特別支援研究室にある「ひかり野塾」です。
ひかり野塾では、「ペアレントトレーニング」のほか、ソーシャルスキルトレーニングやパソコン教室、作業療法教室なども行われています。

対象発達障害の子どもを持つ保護者
内容各回90分 全6回
第1回:オリエンテーション
子どもの行動を分類しましょう
第2回:ほめる基本を身につけよう
第3回:上手なほめ方を身につけよう
上手に指示してみましょう
スペシャルタイムを持ちましょう
第4回:ごほうびの与え方について学びましょう
第5回:よくない行動を減らす方法を学びましょう
第6回:許しがたい行動に制限を加えましょう
全体のまとめ
料金各回2,000円
※定期的に開催。開催日などはホームページを参照。

1−2 オンラインで受けられる「勉強ペアレントトレーニング」

発達障害の子どもに自発的に勉強してもらうにはどうすればいいのか、悩んでいる保護者も多いはずです。
「ペアレントトレーニング」は、学習方法を身につけるためにも役立ちます。
eラーニング教材の「すらら」を提供しているすららネットが開催している「勉強ペアレントトレーニング」は、オンラインで受講することができます。

すららネットの「勉強ペアレントトレーニング」①

対象3歳から小学4年生までの子どもを持つ保護者
内容各回90分 全3回
第1回:勉強ペアトレの概要
第2回:注目の色々(叱らずに子どもの協力を増やす)
第3回:望ましくない行動を減らす
料金12,000円
※スタートアップ受講済みの方向けに「ベーシック」(15,000円)、ベーシック受講済みの方向けに「アドバンス」(18,000円)もあり。

すららネットの「勉強ペアレントトレーニング」②

対象小学4年生から中学2年生までの子どもを持つ保護者
内容各回90分 全3回
第1回:思春期の発達への理解
第2回:年頃の子どもとの関わり方
第3回:子どもが従う指示の出し方
料金14,000円
※スタートアップ受講済みの方向けに「ベーシック」(17,000円)、ベーシック受講済みの方向けに「アドバンス」(20,000円)もあり。
すららネットの「勉強ペアレントトレーニング」の詳細は、こちらを参照してください。

 

「ペアレントトレーニング」の多くは、3回〜10回程度講座を受ける必要があります。
時間はかかりますが、「ペアレントトレーニング」で学んだことは子どもとの接し方を改める良いきっかけになります。
ここで紹介した施設以外にも、様々な施設で「ペアレントトレーニング」が行われています。
まずは近くの施設を探して、相談してみてはいかがでしょうか。

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