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勉強 苦手子どもの成長過程において、勉強面での苦労を目にすることがあります。その時、親は「勉強の時間が足りない」とか、「子どもにとって苦手な分野なのかも…」と思い、すぐに学習障害(LD)の可能性を考えることはあまりないでしょう。しかし、その様子が他の子どもよりも著しかったり、本人がとても苦労していたりしたら、「もしかしたら学習障害(LD)なのかも?」とその可能性を考えてみましょう。学習障害(LD)かどうかは、親が決められるものではなく、専門の医師の診断が必要です。ここではどんな様子があれば、学習障害(LD)と診断されるのか、詳しい症状についてご紹介します。

1. 学習障害(LD)とは?

低学年 勉強日頃の行動や勉強面全般において、ある特定の知的能力だけ極端に困難さを示すのが学習障害(LD)の特徴です。具体的には「話す・聞く・読む・書く・計算する・推論する」という学習のいずれかの習得にとても困難を示します。苦手とすること以外は、他の子どもと比べても大きな遅れはなく、その差が目立って現れるのは、小学校の低学年あたりからが一般的です。

『学習障害の特徴』について、詳しくは下記記事も合わせてご覧ください。

2. 学習障害(LD)の症状は?〜チェックリストで確認してみよう〜

学習障害(LD)かどうかの正確な判断は医師の診断によりますが、学習障害(LD)の傾向が強いのかどうか、親から見て推測することは可能です。学習障害(LD)の場合、「話す・聞く・読む・書く・計算する・推論する」のすべてが困難なわけではなく、苦手な学習以外の理解度はとても高いことがあるということも特徴です。また、落ち着いて授業を受けることもでき、コミュニケーション能力や対人関係でトラブルを起こすことが多いわけでもありません。そのため、周囲の人には気づかれにくいケースも多いのです。

ここからは学習障害(LD)の主な症状を、チェクシート式でご紹介します。

話す能力に関する質問あるまれにあるない
聞き手や相手にとって適切な速さで、スムーズに話すことができる
言葉がたどたどしく、出てこない
話の筋道が通っていない
相手にわかりやすく話すことができない
文章というより、単語で話をする
聞きとる能力に関する質問あるまれにあるない
話の意味が理解できていない
聞き間違いが多い
聞いていても理解できていな部分が多い
指示をされても内容の理解が薄い
話の流れを理解することができない
聞いたことをすぐに忘れてしまう
読む能力に関する質問あるまれにあるない
文章の読み間違いが多い
「、」や「。」以外の場所で意味を考えず区切ってしまう
自分独自に文章を変えて読んでしまう
行を飛ばしたり、同じ箇所をよんでしまう
文章の意味が理解できない
文章を読むことがとても遅く疲れてしまう
書く能力に関する質問あるまれにあるない
行に沿って真っ直ぐに文字が書けない
鏡文字になってしまう
「た」と「に」など似たような文字を間違える
漢字やカナなど、文字の間違いが多い
文字の大きさにばらつきが多い
漢字が思い出せず、ひらがなが多い
書き順がバラバラ
文章として文法が間違っている
計算する能力に関する質問あるまれにあるない
簡単な計算の繰り上がりなどができない
計算するのにとても時間がかかる
足し算、引き算や九九などの暗算ができない
数字と量の概念がわからない
推論する能力に関する質問あるまれにあるない
文章題の意味が理解できず解くことが困難
表やグラフなどから読み取ることが難しい
図形を描いたり、形を理解することが困難

これらの面において、全く理解ができていない、というよりは時間がかかる、よく間違えるといったイメージが学習障害(LD)です。お子さんの苦手な分野で、これらのチェック項目に当てはまるものが多ければ、早めに専門医に相談をすることが大切です。

3. 学習障害(LD)の診断・検査

実際に学習障害(LD)かどうかを見極めるために、病院ではどのような診断や検査をするのでしょうか。苦手分野がどの症状なのか、についてやり方も変わってきますが、一般的にはまずは問診を受けることから始めます。問診 子どもその際、DSM-V、ICD-10といったマニュアルが基準となります。さらに細かく症状を分析するために、知能検査や認知力検査、心理検査、音読検査などを行い、不得意なことのパターンを計測します。これらの診断結果をもとに、医師による総合的な判断をもって診断されます。診断の結果、人にとって苦手なことが少しでも負担なく学習できるよう、通常の勉強方法よりも、よりその子に適切なやり方で治療に取り組んでいきます。イラストやパズルなど、さまざまなアプローチ方法を取り入れながら学習していくなど、学校や支援機関、家庭が連携を取りながらサポートしていきます。

4. 学習障害(LD)の診断に関するまとめ

学習障害(LD)の場合、治療で治るものではないと諦めてしまい、病院に行っても仕方がない…と考えてしまうことがあります。しかし、子ども本人も親も一人で悩みを抱え込んでしまったり、思い込みで判断してしまうことことは、決して適切ではありません。頼れる専門機関を見つけ、その支援を受けることで、周囲の理解を得ることができます。さらに、少しでも特性について多くの情報を得ることで、子どもを取り巻く環境を良くしたり、苦手なことへの負担を軽くすることができます。本人が安心して学習をし、得意なことを伸ばしていける生活環境を、まずは親がサポートしてあげることで作っていきましょう。

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