子どもの能力を高める方法は、勉強だけではありません。
遊びながらいろいろな能力を高められたなら、保護者としてもうれしいですよね。
実は、知育ゲームをしてから勉強をすると、より勉強への集中力が高まる効果もあるんです。
今回は、世界中でたくさんの子どもに遊ばれているおすすめの知育ボードゲームをご紹介します!
目次
1. 論理的思考力を鍛える知育ゲーム
1-1.コリドール・キッズ
フランスのブランド「ギガミック」から出ている木製ボードゲームです。
対象年齢は5歳から、プレイ人数は2~4人で可能です。
チーズが置いてある向かい側まで自分のネズミを進めて、一番速くチーズを獲得することを目指します。
プレイヤーが選択できるのは、フェンスで相手の進路を阻むか、ネズミを前後左右に1マス動かすかの2択。
刻々と変化する戦況の中で、どう選択するかが試されるため、状況に応じた戦略的な思考が必要になります。
そのため、論理的思考力のほか、空間能力やプログラミング力も鍛えることができます。
1-2.ラッシュアワー
教育ツールメーカーとして世界的に有名な、アメリカの「シンクファン社」のパズルゲームです。
前にしか進めない車を動かして、自分の赤い車を駐車場から脱出させます。
対象年齢は8歳から、プレイ人数は1人から可能です。
ビギナー、中級、上級、エキスパートと4つの難易度のお題カードがそれぞれ10問ずつ、計40問あるので、幅広い年齢層が楽しめます。
シンプルながらも奥が深いゲームで、論理的思考力のほか、問題解決力も鍛えられます。
1-3.グラビティ・メイズ
アメリカの「シンクファン社」から出ている重力迷路です。
ボールがスタートからゴールまで進めるよう、お題に沿ってブロックを組み合わせて配置していきます。
対象年齢は8歳から、プレイ人数は1人から可能です。
上から下へと落ちる重力を意識し、結論から考えてブロックを組み立てる必要があります。
問題は全部で60問あり、すべてクリアしたら自分で問題を考えることもできます。
論理的思考力のほか、プログラミング力も鍛えられます。
2. 問題解決力を鍛える知育ゲーム
2-1.クアルト!
フランスの「ギガミック」によるボードゲームです。
過去40年に発売されたボードゲームで最も多くの賞を獲得しています。
対象年齢は6歳からで、プレイ人数は計2人です。
形、色、高さ、穴の有無のいずれかの共通点で4つのコマを並べると勝ちです。
シンプルなゲームですが、並べるコマは相手から渡されたものだけ。
つまり、いかに「自分が負けないコマ」を渡すかが勝負の決め手になります。
問題解決力、論理的思考力、客観的に状況を分析する力などが養われます。
3. 算数脳を鍛える知育ゲーム
3-1.バランスビーンズ
アメリカの「シンクファン社」によるバランスゲームです。
お題で指定されたお豆の人形をシーソーのどこに置けばバランスが取れるかを考えて配置していきます。
対象年齢は5歳から、プレイ人数は1人から可能です。
双子や三つ子になっていることもある人形をどこに置くか、乗せる場所によって重さが変わることを考えながら配置していくためには算数力が必要になります。
かわいい人形で楽しく遊びながら、算数脳やプログラミング力を鍛えることができます。
3-2.マスダイス・ジュニア
アメリカの「シンクファン社」による、算数を使ったすごろくゲームです。
12面体のサイコロを振ってターゲットナンバーを決めたら、5つの6面体のサイコロを振ります。
対象年齢は6歳から可能で、2~4人で行います。
ランダムな5つの数字を「たす」「ひく」を使って、ターゲットナンバーが答えになる計算式を作ります。
使った数の分だけすごろくのコマを進めることができ、ゴールにたどり着く順番を競います。
算数の計算力や戦略的思考力を身に付けることができます。
4. 空間計算力を鍛える知育ゲーム
4-1.ホッパーズ
アメリカの「シンクファン社」によるカエルのジャンピングゲームです。
まず問題カードの通りにカエルを配置し、ルールに従ってカエルを動かしていきながら、ボード上でカエルが1匹になることを目指します。
対象年齢は5歳から、プレイ人数は1人から可能です。
カエルは、前後左右斜めにいる別のカエルを飛び越えることでしか動かすことができません。
飛び越えられたカエルは外に出るため、カエルが孤立しないよう、先を読みながら動かしていく必要があります。
空間計算力や問題発見力を身につけることができます。
5. 集中力&学力をアップさせられる知育ボードゲームに関するまとめ
カラフルで楽しい知育ボードゲームなら、遊びながらさまざまな能力を高めていくことができます。
大人でも熱中してしまう奥が深いものばかりなので、家族で遊んでみてください!
参考サイトはこちら