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猫背になったり、机に肘をついたり、椅子からずり落ちそうになったり……集中力のない子どもは、勉強するときの姿勢が悪い傾向があります。何度注意しても良い姿勢を保持できず、すぐにダラッとしてしまうことでしょう。
しかし、ここで考えてみてください。集中力がないから姿勢が悪いのでしょうか。それとも、姿勢が悪いから集中力がないのでしょうか。
実は、意識的に姿勢を良くすることで勉強の成績がアップしたという研究結果があります。
姿勢と学力に関連があるとすれば、集中力にも影響がありそうです。研究結果をもとに、集中力アップの方法を考えてみましょう。

1. 子どもの姿勢と集中力は密接に関係している!

身体とその機能に注目した療法であるカイロプラクティックでは、姿勢と学力の研究が行われています。
その研究は「悪い姿勢と良い姿勢では計算成績に違いがあるか」ということを中学生・高校生・高専生を対象に調べたものです。
生徒には、簡単な計算問題を1分間でできるだけ多く解くように指示。難易度や問題への慣れを考慮したうえで、悪い姿勢と良い姿勢で成績を比較しています。

ちなみに、ここで言う悪い姿勢とは「楽な姿勢」という指示で生徒たちがとったもの。良い姿勢とは「背筋を伸ばして椅子に深く座り、書きやすい位置に椅子を机のほうに引いた」姿勢とされています。

【結果】

●中学1年生の30名を対象に実験→楽な姿勢の正解率は33.3%、良い姿勢は34.6%と、良い姿勢のほうが1.3%上昇。
●中学3年生210人を対象に午前と午後で2回実験
→午前:楽な姿勢の正解率は56.9%、良い姿勢は58.1%と、良い姿勢のほうが1.2%上昇。
→午後:楽な姿勢の正解率は51.4%、良い姿勢は55.6㌫と、良い姿勢のほうが4.2%上昇。
●高専生を対象に行った結果も同様に、良い姿勢のほうが正解率が良い結果になりました。

簡単な計算問題なので、生徒のもともとの学力が姿勢によって上がるというわけではないでしょう。
正解率のアップは、問題を解くスピードが上がったり、ケアレスミスをしなかったりといった結果だと考えられます。このことから、姿勢と集中力が関連していると予想できます。

(参照:http://www.j-s-c.jp/mailsample3.pdf

2. 姿勢が悪いと集中力以外にも子どもに悪影響がある

スマホを触ったり、ゲームをしたりする機会が増えていることもあり、日頃から悪い姿勢で過ごしているという子どもも多いかもしれません。姿勢が悪いと、どんな問題が起こるのでしょうか。

・集中力がなくなる
・骨の形成に悪影響が出る
・肩こりや腰痛が起こる
・内臓の機能が弱くなる
・目が悪くなる
・字が汚くなる

など、子どもの成長にさまざまな悪影響が出ることがわかります。

3. 子どもの姿勢を良くする方法~これだけで集中力アップ!~

たとえ今、姿勢が悪い子どもでも、意識すること、トレーニングすることで姿勢を良くしていくことができます。そのための方法をチェックしていきましょう。

・体幹を鍛える

良い姿勢を保つには、体幹がしっかりしている必要があります。体幹が弱いと、姿勢を維持することができないのです。
簡単にできる体幹トレーニングを取り入れてみましょう。手押し相撲やバランスボールなど、遊び感覚で取り入れられるものがおすすめです。
バランスボールを勉強の椅子として使うという話をよく聞きますが、バランスボールはグラグラするので、勉強の集中力を上げるという意味ではおすすめできません。バランスボールを見ながらテレビを見るなど、勉強以外の時間で使うといいでしょう。

・子どもに合った机と椅子を用意する

普段勉強している机と椅子が子どもの体に合っているかチェックしてみてください。子どもの成長は早いので、少し前まで合っていた高さが合わなくなっている可能性もあります。高さ調節できるものを使うのがおすすめです。

・子どもに姿勢が悪いことを自覚させる

子どもは楽な姿勢をとっているだけなので、悪い姿勢だと気づいていない可能性もあります。叱るのではなく、悪い姿勢でいるとどんな影響があるのかなどを教え、子ども自身に気づかせることが必要です。

・保護者も姿勢に気をつける

子どもだけでなく、保護者にも姿勢の悪い人は多くいます。いくら子どもに注意しても、保護者自身の姿勢が悪ければ説得力がありません。子どもと一緒に気をつけていきましょう。

姿勢に気をつけるだけで、勉強への集中力がアップし、学力向上へとつながります。
意識して、トレーニングすることで改善していけるものですので、ぜひ実践してみてください!

その他の集中力アップ方法についてはこちら

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