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ペアレントトレーニング スペシャルタイム気付くと子どもにイライラ、怒ってばかりという保護者も多いのではないでしょうか。
褒めて育てたほうがいいと頭では思っていても、言うことを聞かない子どもについ強い口調で叱ってしまうという声を聞きます。

今回は、ペアレントトレーニングでよく用いられる「スペシャルタイム」という方法をご紹介します。
「スペシャルタイム」は、子どもにとっても保護者にとっても良い効果が期待できる方法で、怒ってばかりの育児に変化が起こるかもしれません。

1. 「スペシャルタイム」ってどんなもの?

親子 2人の時間「スペシャルタイム」とは、ペアレントトレーニングでよく行われるプログラムの1つです。
子どもと親、2人きりの特別な時間を設けるもので、肯定的な時間を共有することで、親子の関係を良くしていく効果があると言われています。

※ペアレントトレーニングとは、発達障害の子どもを持つ親を対象に行われることが多い親向けのトレーニングですが、子育てをするすべての保護者に有効です。
保護者が子どもとの関わり方を学びながら、日常生活の困りごとを解消していくためのトレーニングで、さまざまな企業や療育施設、各自治体などでプログラムが用意されています。

1-1. 「スペシャルタイム」で得られるもの

「スペシャルタイム」には、以下のような効果があります。
1度では実感できないかもしれませんが、定期的に行っていくにつれ変化が現れるでしょう。

(1)子どもの得意なこと・好きなことがわかる

子供 得意なこと後ほど解説しますが、「スペシャルタイム」は子どもがやりたいことをやる時間です。
その時に子どもが選択する遊びは、自然と子どもが得意なこと、好きなものになるはずです。
そして、それは子どもの「褒めるべきポイント」でもあるのです。
子どもの褒めるところが見つからないと悩んでいる保護者にはヒントになるでしょう。

(2)子育ての反省点が見つかる

子供 全力で楽しむ普段怒ってばかりという保護者も、「スペシャルタイム」の間は怒るのは厳禁です。
「怒られない」ということで、子どもはイキイキと、全力で楽しむことができるのです。
子どもの素直さや楽しむ心を押さえ込んでいたかもしれない……など、反省点が見つかることも多いでしょう。

(3)子どもが考えていることがわかる

親子 コミュニケーション「スペシャルタイム」の間は、親子でコミュニケーションを取ることが大切です。
普段は話せないようなことも、子どもが話すようになるかもしれません。
子どもの考えていることに気付くチャンスです。

(4)親子の肯定的な関係性が築ける

自己肯定感「スペシャルタイム」の間は、否定的なことを言わないようにします。
お母さんをひとり占めできること、自分の好きな遊びができることで、子どもの自己肯定感が育まれます。
子どものいいところに気付けることで、保護者にとっても肯定的な時間になるでしょう。

2. 「スペシャルタイム」のやり方

それでは、「スペシャルタイム」のやり方を見ていきましょう。

(1)「スペシャルタイム」を設けることを予告する

前もって予告「スペシャルタイム」は、前もって子どもに予告することが大切です。
直前に言うより特別感が増し、その効果が高くなります。
「スペシャルタイム」という言葉を使わなくても良いので、「明日、夜ごはん食べたあとにママと好きなことして遊ぼうか」など、子どもがわかるように伝えてください。

(2)時間を決めて実践する

時間を決める予告した時間に、2人きりの時間をつくります。
子どもがやりたいと言ったことに対し、保護者は批判や口出しをしてはいけません。
この時間は子どもと向き合うことに集中し、家事などもいっさいしないようにしましょう。
時間が長すぎると保護者の負担になってしまうため、15分くらいがおすすめです。
「スペシャルタイム」を行う頻度に決まりはありませんが、週1~2回など、定期的に行うと良いでしょう。

一緒に楽しむ遊びは、

  • お絵かき
  • 積み木
  • ままごと
  • カードゲーム
  • なぞなぞ

などなんでもOKですが、親子でコミュニケーションのとれるものが適しています。

(3)時間が来たら終わりにする

あらかじめ決めた時間が経過したら、きっちりと終わりにしましょう。
「楽しかったね、また今度続きをやろうね」、「ママもすっごく楽しかったよ」など、できるだけポジティブな声かけで終わりにし、子どもの満足感を高めます。

3. 「スペシャルタイム」を行う時のポイント

「スペシャルタイム」を行う際のポイントをご紹介します。

(ポイント1)子どもと1対1で行う

親子 1対1「スペシャルタイム」は、必ず子どもと1対1で行います。
きょうだいがいる場合も、旦那さんに他のきょうだいを見ていてもらったり、習い事に行っている間を利用したりして時間を確保しましょう。
「自分だけの特別な時間」と認識させるのが大切です。

(ポイント2)批判や否定をしない

子どもの選んだ遊びや、「スペシャルタイム」中の行動については、いっさい批判や否定をしないようにしましょう。

(ポイント3)命令や指示をしない

命令 指示 しない「もっとこうしたほうがいいよ」や「~はしないでね」など、命令や指示をしないようにしましょう。

(ポイント4)「スペシャルタイム」を教育のために利用しない

「スペシャルタイムが終わったら宿題やりなさいよ」や「いつもこんなにいい子だったらいいのに」など、「スペシャルタイム」を教育のために使うことはやめましょう。
せっかくの楽しい気持ちが損なわれ、「スペシャルタイム」の特別感が薄れてしまいます。

(ポイント5)できるだけ時間の余裕がある時に行う

週末日々の慌ただしいスケジュールの中に「スペシャルタイム」を組み込まなくてはならない人も多いかもしれませんが、できるだけ時間にゆとりがあるときに行うのがおすすめです。
それは、保護者自身に心の余裕がないと、その時間に集中できなくなってしまうからです。
週末など、比較的時間のある時に「スペシャルタイム」を設けるようにしましょう。

子どもにとって、お母さんをひとり占めして自分の好きなことができる「スペシャルタイム」は、その名の通り特別な時間です。
普段、何かと叱ってしまうという方も、「今度の土曜日、ママと二人っきりで遊ぼうか」などと声をかけ、「スペシャルタイム」をつくってみてください。
きっと何か発見があるはずです。

4. もっとペアレントトレーニングの内容を実践したいときは

学習教材「すらら」が2019年3月から、オンラインで参加できるペアレントトレーニングの提供を開始しました。
Webで実施するので全国、自宅からでも参加することができます。

ご興味ある方は下記サイトを見てみてください。

■すららの勉強ペアレントトレーニング
https://surala.jp/parental-services/bx-mgmt/lp/

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