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習い事発達障害と診断されたり、グレーゾーンであったりする子どもたちにとって、その子の持つ特性に合うことを見つけてあげるのも、親や周囲の大人たちができる支援のひとつです。
小さい頃は、はっきりと明確には得意なことがわからないので、習い事を通じて本人が興味を持つことを見極めてみてはいかがでしょうか。
その際、指導する先生の接し方や相性、他の子どもがいる場合はその雰囲気など、いろいろなことに気を配らなくてはなりません。ここでは発達障害の子どもが習い事をする上でのメリットや、注意すべきポイント、おすすめの習い事などについて触れていきたいと思います。

1. 発達障害改善に習い事が効果的って本当?

習い事習い事を通じて、得意なこと、好きなことに出逢い、集中力や観察力、記憶力を身に付けることができます。ひとつのことをコツコツと続けていくことは、大人であっても難しいことです。時には嫌になってしまい、「やりたくない!」と訴えてくることもあるでしょう。そんなとき、どう乗り越えていくかを学ぶことで、継続力や忍耐力が身につき、やり遂げることで達成感を得るといった成功体験にもなります。また、「次はこれにチャレンジしよう」という目標を立てることで、自分の頑張った形跡を客観視することができ、周囲からの評価を感じることで大きな自信にもつながります。

2. 発達障害の子供が避けるべき習い事は?

サッカー発達障害の症状が現れてきた段階になると、グループレッスンや集団でのお稽古の場合、壁にぶつかる場面が増えてしまうことが考えられます。その場合、子供たちへの指示は全体を通して行われるので、その内容を正確にキャッチすることが難しいでしょう。また、じっと座っていられない、他の子よりも手がかかる、周囲の空気や流れに溶け込めないなどで、お稽古そのものの妨げになってしまうと、他の親御さんからのクレームが出たり、指導者から叱られるといった場面が増えてしまうかもしれません。そうなることで習い事に通うことに気が乗らなくなり、行っても楽しめないので続かないという流れになってしまうことが想定されます。発達障害専門のレッスンが受けられる環境、理解を持って対応してくれる指導者、マンツーマンで行なうなど、習い事をする環境には十分考慮する必要があります。そもそも集団でなければできない野球、サッカーなどは、返って本人の自信を喪失してしまう可能性があるかと思います。

3. 発達障害の子どもにおすすめしたい習い事は?

書道発達障害の子どもにとって、好きなことを見つけて、そこに取り組むことがファーストステップです。本人はどんなことに興味があるか、どんなことが得意かなどをきちんと見極めることが大前提です。

3-1. 手先を使うことを習う~指先の器用さが優れている場合におすすめ~

・ピアノやバイオリンなどの楽器

バイオリン「指先を使うと脳が活性化される」ということは、脳科学の研究結果として立証されています。
指先を使うことで脳細胞が刺激され、左と右の大脳をつなぐ「脳梁(のうりょう)」という部分が太くなり、左右のバランスが良くなります。さらに小脳が大きくなり知的機能や感情機能が向上し、記憶力や学習能力に影響する海馬という部分が成長することにつながるのです。
このように脳に良い刺激を与えることに加え、音を聞き分ける聴覚のトレーニングにもなるので、本人の興味があればおすすめしたい習い事です。一人で黙々と取り組めるという点でも、コミュニケーションが苦手な子どもに合っている習い事といえるでしょう。

・絵画、工作教室

絵画ピアノなどの楽器と同様、手先を使うことを好むタイプの場合はおすすめです。集中して物事に取り組めるので、多動の傾向がある場合も座って作業をする、という姿勢が身につきます。また立体的にものを捉えて描写したり、観察力、洞察力の学習にもなるでしょう。
しかし、絵画教室は集団で行う場合が多く、他の子どもとの関わりや、テーマによる向き不向きが別れることが懸念されます。困難を感じた時は適宜休みながら、無理強いせずに続けていくスタンスが良いでしょう。

・そろばん教室

そろばん学習障害のうち、算数障害の子どもはもちろん、指先を使うことが得意な子どもにもおすすめなのがそろばんです。暗算のトレーニングになることだけでなく、脳の機能が発達するので記憶力も鍛えられます。

・習字

習字学習障害の中でも書字障害がある子どもの場合、日常的にスラスラと文字を書くことを苦手としています。習字の場合、1つの文字や短い言葉をお手本を見ながら落ち着いてゆっくりと書いていくので、文字を書くというよりは字としての形を捉える練習になります。毛筆でも硬筆でもよいので、部首や文字の細かいところまで性格に綺麗に書く、という練習は効果的です。

3-2. スポーツを習う

水泳野球やサッカーなど集団でのスポーツはルールを守れない、流れを理解できない、協調性が持てない、自分の強いこだわりが出てしまうなどの特性が出てしまうリスクが考えられます。スポーツで体を鍛えたいと考えた場合、おすすめなのが水泳です。全身運動で体の機能を向上することができる上、マンツーマンでのレッスンも可能なので、自分にあった環境でのレッスンが続けられるという意味でも安心です。

3-3. プログラミングを習う

プログラミング2020年から小学校での必修科目となることが決定し、子どもでも手軽にスタートする環境が整ってきました。コミュニケーションが苦手な特性を持っている場合は、コンピューターを相手に黙々と作業をすることが向いているケースが多く見られます。発達障害を持つ大人に適した職業として、システムエンジニアやプログラマーを選択する方も多いので、子供の頃から興味が持てる場合は、チャレンジしてみてもよいでしょう。

 

学習障害の場合、習字やそろばん教室での学習は、さらに苦手意識が芽生えてしまうケースも考えられます。そもそも困難なことに取り組むので、新たな視点から取り組むことができれば良いですが、トライしてみても楽しめない場合は成功体験にはつながりません。回り道しても決してマイナスではありませんので、お子さんに合うものを時間をかけて見つけていきましょう。

4. 発達障害のある子どもの習い事に関するまとめ

水泳習い事を楽しく続けていくには、その内容自体に興味を持てるかどうか、先生との相性はどうか、教室の雰囲気や他の生徒の影響は…など、いろいろな要因が複合的に組み合わされていきます。習い事の雰囲気は、マンツーマンが可能なもの、通信教育で自宅で出来るものなど、いろいろな形態を試してみるのも良いでしょう。また、ピアノがよいと聞いたから、英語を上達させたいから、といった親の希望を優先してしまうパターンもありがちです。お子さんが乗り気で前向きに取り組んでこその習い事です。調子の良い時も、挫折しそうな場面でも、一歩引いた視点で温かく見守ってあげましょう。

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