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「きちんとしなさい」と何度言っても、だらしない服装やボサボサの頭で出かけるような身だしなみに無頓着な子どもがいます。
特に発達障害の子は、身だしなみを意識するのが難しい傾向があります。

親の立場からすると周囲の視線も気になるし、将来のために身だしなみに気をつけられる子どもになってほしいものですね。
今回は、子どもの身だしなみを整えさせるためのポイントをご紹介します。

1. 子どもが身だしなみに無頓着なのはなぜ?子どもによって異なる5つの理由

服がシワシワ、シャツの裾が出ている、髪がボサボサ、汗くさい、など身だしなみに無頓着な子どもはたくさんいます。

朝子どもが出かけるときは親が身だしなみをチェックしてあげることができますが、子ども自身の意識が変わってくれないと根本的な解決にはなりません。
身だしなみは、これから先の社会生活で他人と円滑な関係を築いていくうえでとても重要となるものです。

中でも、発達障害の子どもは身だしなみに無頓着なことが多くあります。
発達障害の子どもはその特性から身だしなみを意識するのが難しいこともあり、結果的に身だしなみに無頓着になってしまうことがあるのです。

ここからは、子どもが身だしなみに無頓着になってしまう理由をチェックしてみましょう。

人に関心がない

発達障害の中でも、自閉スペクトラム症の子どもは他人に関心を持てないことが多いです。

自分が人からどう見られているのかということを意識しないうえに、他人がどのような服装をしているかということにも関心を示しません。
そのため、身だしなみの概念を理解させるのが困難なのです。

空気を読むのが苦手

子どもは成長するにつれて、場所や時間帯、目的に合わせた服装や人を不快にさせない服装とはどういうものかがわかるようになっていきます。

ですが、発達障害の子どもは、その場の空気を感じ取るのが苦手です。
結果、その場に合った身だしなみがどんなものなのかを理解できないことが多いのです。

羞恥心を感じない

「そんな格好をしていたら恥ずかしいよ」と親が言っても子どもに響かないのは、子どもが恥ずかしさを感じとれていないからです。

発達障害の子どもは、自分の格好が人と比べてどうなのかということに関心を持てないことが多く、変な格好をしていて恥ずかしいという感情が乏しいのです。

こだわりが強い

発達障害の中でも、自閉スペクトラム症の子どもはこだわりが強い傾向があります。

例えば、「毎日この服を着る」と決めたら季節や天気、場所に関わらずその服を着ないと気が済まなくなってしまうのです。

また、感覚過敏の症状がある子どもだと、タグがチクチクする服やシャカシャカ音がする服は着たくないといった理由で着る服が限定されてしまうこともあります。

服をきちんと着るのが困難

発達障害の子どもは、指先を器用に使えないこともよくあります。
ボタンを留めたり、ひもを結んだりするのが上手くできず、自分でしっかりと服を着るのが難しい子もいるでしょう。

2. 子どもに身だしなみへの意識を持たせるには?「言葉で伝える」以外の対処法を紹介!

子どもに身だしなみを学ばせるための方法をご紹介します。
子どもに合った方法で、身だしなみについて教えていきましょう。

一緒に鏡を見てチェックする

「シャツが出ているよ」「髪の毛がボサボサだよ」などと伝えても、自分の身なりがどういう状態で、なぜいけないのかを理解しにくい子どもも多いでしょう。
そんな時は、全身が映る鏡を子どもに見せて、自分が今どんな格好をしているのかを視覚的に理解させることがおすすめです。

シャツが出ている状態ときちんとシャツをしまった状態、髪がボサボサな状態と髪を整えた状態を一緒に見くらべて、正しい身だしなみを子どもに覚えさせていきましょう。

ルールを作る

親が発達障害の子どもに「だらしないのはダメ」と言っても、子どもは何がだらしなくてどう改善すればいいのかをなかなか理解できません。

そういう場合は正しい身だしなみのルールを決めておくと、子どもが迷うことが少なくなります。
以下のように、なるべく具体的なルールを決めてあげると子どもにもわかりやすいですね。

    <正しい身だしなみをするためのルール>

  • 朝起きたら顔を洗って、髪の毛をブラシでとかす
  • トイレの後はシャツが出ていないかチェックする
  • 天気予報で雨の予報が出ていたら長靴を履く
  • 天気予報で気温が15度より低かったらコートを着る

絵カードを使う

言葉や文字で伝えるより絵で伝えたほうがわかりやすい子どもには、絵カード(絵が書かれたカード)を使うのがおすすめです。

毎朝やることとして洗面所に「歯を磨く」「顔を洗う」「寝癖を直す」などのカードを貼っておいたり、今日着るものとして「スカート」「靴下」「Tシャツ」「パーカー」などのカードを見せたりします。

着せ替え遊びのような要領で、「この女の子が雨の日に着るのにぴったりの服はどれでしょう」などと問題を出し、様々なシチュエーションに適した服装を学ばせるのもおすすめです。

これまで紹介したように、発達障害の子どもが身だしなみを上手く整えられない理由は様々です。
適切な身だしなみは、大きくなって社会に出たときにも必ず必要になるものです。
その子にあった方法で、少しずつ学ばせてあげてください。

子どもがなかなか行動してくれなくてイライラしてしまう、というお母様はぜひ下記の記事も合わせてお読みください。

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