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「発達障害」という言葉は大人、子どもを問わず、以前よりも多くの人に関心が持たれるようになりました。

そのため、赤ちゃんを育てている保護者は、「発達障害に気づくのはいつ頃から?」と気になることも多いのではないでしょうか。

実際、発達障害に気づくタイミングとしては、1歳半や3歳で受ける乳幼児健診の際や、幼稚園などの集団生活の中で気づくことが多いと言われています。

では、赤ちゃんの頃には発達障害の傾向は見られないのでしょうか?

今回は1歳前後までを「赤ちゃん」と考えて、赤ちゃんのときに発達障害は見抜けるかどうかについて解説していきたいと思います。

1.  赤ちゃん(0歳から1歳まで)の発達障害は見抜きにくい

 

先ほど紹介したように、発達障害に気づくのは健診を受けたり、集団生活を始めたりする幼児期であることが多いです。

そのため、赤ちゃんの時期には発達障害には見抜きにくいと言えます。

理由としては、次のようなことが考えられます。

1-1.発達の差がつきにくい

人間は、成長するにつれ脳の機能が発達するとともに、コミュニケーションや社会との関わり方を身につけていきます。

発達障害は、脳の機能の発達に偏りがあることで生じるものであるため、脳が発達する幼児期になると、他の子どもに比べて、特徴的なスタイルが見られるようになっていきます。

しかし、もともと脳の機能の発達が進んでいない赤ちゃんでは、発達障害の有無で発達に差がつきづらいため、発達障害と見抜きにくいのです。

また、脳の発達は、誰もが同じようなスピードで進むわけではなく、発達障害でなくても、子どもそれぞれで成長するにつれて見られる特徴が違います。

そのため、まだまだ発達途中の赤ちゃんに見られる特徴に関しては、発達障害の特徴として気付かず、「子どもの性格」として保護者は考えやすいのです。

1-2.集団での生活の場が少ない

赤ちゃんは幼児期に比べ、外部の環境との関わりが多くありません。

発達障害は、コミュニケーションや対人関係、社会生活などで不都合を生じやすく、そのような状況に遭遇しやすい集団生活において特徴が現れやすいです。

そのため、外部との関わりが少ない赤ちゃんでは、発達障害の特徴に気付きにくく、幼稚園や保育園の先生に指摘されて初めて気付くということが少なくありません。

1-3.保護者に余裕がない

どの赤ちゃんでも全面的な保護者の世話がなければ生きてはいけません。

そのため、保護者は赤ちゃんが自分のことが少しずつできるようになるまで、愛情を持って一生懸命に世話をします。

とりわけ、第一子を育てる保護者は何事も初めての体験で、赤ちゃんの発達の段階やそれに合わせた特徴を自分の子どもと照らし合わせるといった余裕も知識もありません。

そのため、発達障害の有無に気付きにくいのは当然といってもいいでしょう。

そういう意味では、何人も子育てを経験したことのある保護者や、日頃から赤ちゃんと関わることがある人などは、発達障害に気づきやすいと言えます。

 

2.  赤ちゃんでも気づくことがある発達障害の特徴

このように、なかなか赤ちゃんでは気付きにくいとされる発達障害ですが、発達障害の子どもを実際に育てている保護者は、「振り返れば赤ちゃんの頃から、周りの子どもと違う特徴があった」と感じることもあるようです。

そこで、赤ちゃんでも気づくことがある発達障害の特徴について紹介します。

2-1.保護者への反応が乏しい

赤ちゃんは母親や父親の愛情を一身に受けて大きくなっていきます。

それに応じるように、保護者に対して笑ったり、寄ってきたり、甘えてみたりします。

しかし、発達障害の赤ちゃんは、そうした一般的に見られる保護者に対する反応に乏しいことがあります。

自閉症スペクトラムなどの発達障害でみられる「対人関係の障害」の特徴です。

例えば、母親の笑顔に反応がなかったり、声かけしても目が合わなかったりという特徴が見られます。

2-2.特定の刺激に敏感

発達障害では、光や音、触り心地など特定の刺激を過剰に嫌がったり、極端に好んだりすることがあります。

赤ちゃんの場合ですと、少しの刺激で大泣きしたり、ある特定のものばかり好んで離さなかったりといった様子が見られます。

特定の刺激に敏感な赤ちゃんの特徴

  • 寝ていても少しの音ですぐに目を覚ます(聴覚)
  • 特定の人形などに触れていないと機嫌が悪い(触覚)
  • 砂や水を極端に嫌がる(触覚)
  • 好き嫌いが極端に激しい(味覚)

2-3.発語がない

発達障害ではアスペルガー症候群のように言葉の発達に遅れがなくても、コミュニケーションの障害が見られる場合があります。

一般的には、脳が発達するにつれて周囲の環境に関心を持ち始め、生後3ヶ月ごろから「アー」、「ウー」といった意味のない喃語(なんご)と呼ばれる発声が始まり、徐々に「バブバブ」、「マンマン」というように文字数が増えていきます。

それに対して関わる人々が声をかけたり、コミュニケーションを図ったりすることによって、徐々に様々な言葉を獲得していきます。

しかし、発語をする舌や唇の発達は正常であったとしても、対人関係や社会性の発達が遅れると、言葉の発達に必要な周囲との関わりが不十分になり、言葉を発することも遅れてしまうことになります。

2-4.一人でいても平気

 

赤ちゃんはもちろん、幼児期であっても、子どもは一人でいることを嫌がることは少なくありません。

しかし、1つの物事に極端な興味や関心を示したり、周囲の人と関係を持ちたがらなかったりといった発達障害の特徴がある赤ちゃんは、1人でいることが平気といった場合もあります。

 

3.  赤ちゃんが発達障害かもと思ったときの対応

どの保護者も赤ちゃんを育てるのに「大変だ」と思うことは、1度や2度ではないはずです。

しかし、発達障害の赤ちゃんの場合、一般的な対応方法が通用せず、極端に育てにくいと感じる場合もあり、保護者がひどく疲弊してしまうこともあります。

そのため、一人や家族だけで頑張らずに、専門家や相談窓口に助けを求めることは、何も悪いことではありません。

赤ちゃんに気になる特徴がみられて不安に思ったら、次のような場所へ相談してみましょう。

  • 市町村の児童福祉係
  • 子育て支援センター
  • 発達支援センター   など

以上のような施設は、専門的な検査や診断を受けるための支援だけでなく、子育ての不安や難しさなどへの相談ができ、保護者の対応方法へのアドバイスをしてくれます。

また、1歳半を迎えた際は、自治体が開催する健診によって、医師などの専門家による診察をしてもらえます。

発達の目安に応じた反応や活動ができるかどうかにより、発達障害の有無を知る目安になるので、その時に家庭での気になる様子があれば相談してみるようにしましょう。

 

4.  赤ちゃんの発達障害は見抜けるのかに関するまとめ

生まれて間もない頃は、なかなか発達障害に気付くことは難しいですが、その中でも見られる兆候に関してご紹介しました。

1人ですべて抱え込んで子育てをすることは、とてつもなく大変で辛いことです。

家族や、周りの人間に相談することはもちろん、利用できる施設やサービスを利用して、子育ての不安を解消していくとよいでしょう。

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