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adhd 本発達障害のひとつである「ADHD」について理解を深めるための本は数多くあります。しかし、たくさんありすぎて、どのような本を選べばよいか迷ってしまうこともあるでしょう。そこで今回は、小学校6年生のADHDの男の子を育てる保護者(マユコさん:45歳)に実際に読んでみて参考になった本をご紹介頂きました。

1. ADHDの本①『発達障害を持つ子の「いいところ」応援計画』

adhd 本

阿部利彦 著/ぶどう社

”「授業中に15分しか座っていられない」を、「15分も座っていられた」というプラスの見方にできるよう、大人がストライクゾーンを広げてみませんか?”

「発達障害のある子どもは、落ち着きがなく集中力が続かない、衝動的に動くなどの特性があり、親は他の子どもとの違いで悩んだり、時には同じようにできないことを叱ったりしてしまうものです。
しかしこの本を読むと、少し見方や関わり方を変えるだけで、子どもがみるみる変わっていくということがわかりました。発達障害のある長男の物事への捉え方に寄り添えば、言い合いになり長男を叱ってしまうことが減り、また認めることができ、さらには褒めることができたことで、スムーズな親子関係に変化していったのです。
周囲のあたたかな関わりや環境が発達障害には大切だと聞いていたので、これからも続けていきたいと思えました。」

2. ADHDの本②『発達障害コミュニケーション初級指導者テキスト』

adhd 本

河野雅樹・著/一般社団法人日本医療福祉教育コミュニケーション協会・発行

一般社団法人日本医療福祉教育コミュニケーション協会が、発達障害の人に関しての基礎的な知識と関わり方を学びたい保護者や医療関係者、教育関係者に向けて開講している講座のテキストです。

「発達障害について、子どもを通して得た知識だけではなく、原因や症状、治療や対応などについて基礎的なことをしっかりと学びたいと思い、講座を受講しました。
講座の内容が詳しく記されていますが、小さな頃の症状の現れ方から始まり、発達障害と言ってもADHDを含む様々な障害について細かく細分化された記載と、それに伴う困難や、必要な支援が書かれています。
長男はADHDですが、自閉症も併発しています。発達障害は様々な障害が絡み合って発症していることも多いので、発達障害全般について勉強しておく必要があると考えました。
親ができる配慮、学校へお願いできる配慮、お薬について、障害者差別解消法など知っておくと良い法や制度について、大変勉強になり、コミュニケーション指導者の資格も取得いたしました。」

3. ADHDの本③『発達障害の人が上手に働くための本』

adhd 本

對馬陽一郎・著/翔泳社

当たり前すぎて誰も教えてくれない仕事術で、働きづらさが解消できる!大人の発達障害の症状に悩む人のために「仕事」「職場」に対する具体的な解決方法に焦点を絞って解説してくれる本です。

「長男もいつかは社会に出て仕事をするようになる…。その時のために心がけておくことがあれば、今から勉強しておきたい。と思い購入しました。
ADHDの特徴である面倒なことを先延ばししてしまう特性・予定管理ができない特性・ケアレスミスについての対策・目の前のことにとらわれ忘れ物が多い特性・整理整頓ができない・コミュニケーションが難しいなど、子どもの時からある特性が、社会に出てどのように困難となるかがイメージしやすく書かれています。
それに対する具体的な対策や、パソコンやインターネットを利用した予定管理ツールなど、今から習慣づけておけることがたくさんありました。今後長男が成長し、大人になってきた時に自分から手に取って読んでほしい本でもあります。」

4. ADHDの本④『敏感すぎる自分を好きになれる本』

adhd 本

長沼睦雄・著/青春出版社

他人の気分に左右されやすかったり、人ごみにいると疲れやすかったり、ちょっとしたことにすぐびっくりしてしまったり……。周りの環境や出来事に自分でも過敏に反応してしまうことはありませんか?その敏感さや繊細さは生まれ持った「HSP」という気質の可能性があります。

「ADHDの長男には、小さな頃から過度な敏感さを感じました。テレビで喧嘩や言い争うシーンを見ただけで一緒に泣いたり怒ったり、友達が先生に叱られているのを見るだけで暴れたりしていました。HSPという敏感な気質があるのでは?と思い購入しました。こういった気質の人は、敏感で疲れやすく、周囲には気にしすぎと言われ片付けられがちで、親であるわたしもなかなか理解できず「気にしないよ。そんなに気にしていたら、これから生きていけないよ?」などと声をかけて励ましてきました。
しかしこの本を読んでからは、受け止めて理解してあげることが大切だということがわかりました。HSP気質の人は細やかな神経のおかげで、優しく繊細であり、人の気持ちを理解できる人でもあります。そういった気質を良い面と捉え育てていくことで、少しずつ自信がついていきました。成長する長男を見て親であるわたしも安心し、親としての自信もつきました。
ADHDや発達障害の人が抱える性質や特性を、ひとつの側面からみるだけではなく、様々な角度から見てあげることの大切さを勉強できた本です。」

HSPの特徴をもつ子ども"HSC"については下記記事をご覧ください。

5. ADHDの本⑤『愛着障害~子ども時代を引きずる人々~

adhd 本

岡田尊司・著/光文社新書

昨今、発達障害ということが盛んに言われ、それが子どもだけではなく、大人にも少なくないことが知られています。発達の問題の背景には実はかなりの割合で愛着の問題が関係しているのです。愛着障害が発達障害として診断されているケースも多くあるのです。

「発達障害の原因はいまだに解明されていませんが、その一つの原因が「愛着障害」という親子関係にあると書かれている本に出会いました。人に気を遣うことにこだわる、人と関わっても楽しくなく疲れる、本心を置き去りにして相手に合わせる、否定されることを極度に恐れ傷つきやすいなど、わが子を見ていて当てはまることもたくさんありました。
自分の育児を振り返り、特性を受け止めながら愛情を持って育てていくためのヒントになった本だと思います。発達障害やパーソナリティ障害を多く診てこられた精神科のお医者さんの本だけに、今までの歴史や診断されてきた人たちの実際の様子を織り交ぜた内容となっており、スムーズに読むことができました。」

ADHDの本おすすめ5選まとめ

adhd 本ADHDのお子さんを育てている保護者の方が、いままで読んできた中でおすすめの本をご紹介頂きました。発達障害やADHDとひとくちに言っても、一人ひとり特性や個性が違うため、ADHDの指南書を読んでも当てはまらず、親子で改善が見られない時も多くあるでしょう。
しかしながら、子どもの様子を様々な面でとらえ、親子に合ったその時々の関わりを探るためにも、専門書を読む事は安心につながり大変有効です。本やネットを通して、発達障害・ADHDに関する正しい知識を身につけていきましょう。

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